転妻カラス

低収入転妻の苦労、倹約、労使・貧困問題についてぼやくブログ

心配力

今日のお題は「心配力」。これは転妻カラスのオリジナルな言葉…のつもりだ。

 

次はいつ転勤になるのか、このパートをいつまで続けられるのか、次のパートが見付からなければ家計は回るのか…。先の見通しの立たない転妻カラスは、結婚後にいろいろ心配する癖がついた。

 

稼げない時が必ず来るのがわかっていたから、お金についても先回りして考え、稼げるうちに稼いで貯金するようにしてきた。

 

そして、今、ようやく投資でもしようかという余裕が出来た。

 

ふり返ってみると、「先の見通しの立たない暮らし」でなく、家があり、安定した仕事と環境があって、心配なんかしなくてもいい立場だったら、今の貯金はあっただろうかと思う。

 

我慢して辛い仕事をしなくても、サラリーマンの妻は生活費に困ることはない。

ちょっとこずかい稼ぎにパートに行き、嫌になったら辞めて、のらりくらり。

または、貯金をする前に好きな物にザバザバお金を使って、楽しく遊び暮らしたり。

そんな生活をしていても良かったはずだ。

 

でも、それだと、サラリーマンの妻は貯金なんか絶対に出来ない。

旦那の給料からちょっと拝借して自分の口座へ。ということをしている主婦も世間には少なくないが、うちのような低収入サラリーマンだと、海外旅行に数回行ったら終わるくらいの蓄えしか出来るわけがない。

 

投資をしようかと思えるまでの貯蓄は、パートを続けたからこそ出来た。

我慢強くない転妻カラスがパートを続けられたのも、「心配力」があったからこそだ。

 

「心配」という言葉は周囲から反発を呼ぶことが多い。

心配なんかしなくてもいい。これまで何度そう言われ、心配する癖を否定されてきたことか。

 

世間では「心配」することが悪のように思われている。

でも、転妻カラスは心配して来たからこそ、今の貯金があり、今の自分があると思う。

パートは貯金だけではなく、素晴らしい経験や人との出会いも与えてくれた。

それが得られたのも、「心配」する癖があったからこそだ。

 

心配しない人たちはお金遣いも荒い。何とかなると思っているから。

そして、お金に困り出すと当然のように身内に頼る。

 

そんなことは昔からわかっていたことではないかと、心配してきた転妻カラスは、心配しなかった姑を見て思う。

心配しない人は、ポジティブでも明るいのでもない。単に「心配力」が欠けているだけなんじゃないか。

 

と、ボソボソつぶやいていたら、ある友達が、フランスに「心配力」という用語を広めた人がいたと教えてくれた。名前を聞いたが忘れた。フランスでは有名な哲学者か何からしい。

 

それが誰かには興味がないけれど、その時生まれて初めて「心配」することの正しさを誰かに認めてもらえたような気がして嬉しかった。

 

下の記事にも似たようなことが書かれていた。

前半はちょっと小難しい話だが、要するに、心配しないと貯金は出来ないということ。

貯金できない人は最終的に身内のお金に頼ることになる。

または、国の財源に頼るしかなくなる。

 

心配しなければ貯金なんて簡単にできるものじゃない。

 

「心配力」はもっと認められてもいいと思う。

 

心配ばかりする癖がある方へ。

あなたはきっと、まわりから認められることはほとんどないはずだ。「ネガティブだ」「後ろ向きだ」と常に否定ばかりされてきただろう。

 

でも、気にしないで。

最後に勝つのは「心配力」だから。

 

president.jp