転妻カラス

低収入転妻の苦労、倹約、労使・貧困問題についてぼやくブログ

おばさんが投資に走るワケとは

高齢者生活が遠い未来ではなくなった転妻カラスは遅まきながら、投資信託を始めることにした。

 

株、FX、不動産投資と、いろんな選択肢の中から選んだ、ドケチ主婦にぴったりの少額投資+安全性。

 

投資信託は高い手数料を払ってもわずかな儲けだとか、儲けを装った極小の配当金に目がくらまされる儲からない制度だとか、揶揄されることも多いけれど、

金融とか為替などの知識に疎いおばさんが経済の世界に目覚めるには丁度いいシステムだ。

 

儲かっても儲からなくても、

自分の選んだ成果が数字ではっきりと目に見えるのは楽しみだ。

投資と言うより、趣味である。(儲かると言えるほどの金額なんて投資出来ないし。)

 

おばさんになると、誰かに評価されるとか、努力の結果が報われることは

ほぼ皆無に等しい。

(おじさんも同じだろうか。)

 

仕事が出来ても「当たり前」

家事がちゃんと出来ても「当たり前」

子供がきっちり育っても「当たり前」

これらのことに少しでも汚点があれば、「ケシカラン。死ね」と言われる。

 

多くのおばさんは職場のため、家庭のため、時には我が身を犠牲にして、時には人生を捧げて、必死で頑張って来た。

 

その結果、

職場で「お局さっさと辞めろ」と言われ、夫と子供から「ババア」と呼ばれ、道を歩けば眉を顰められる。

子供を産んだら「図々しい」と言われ、子供を産まなければ「身勝手だ」と言われる。

 

(おじさんも似たようなものだろうか。)

 

職あり、職なし、子供がいる、なしに関わらず、

おばさんはカナシイ生き物だ。

多くのおばさんが眉間に皺を寄せているのは哀しみのためなのだ。許してあげて欲しい。

 

そんなおばさんの一人である転妻カラスは

わずかな投資額で優遇され、さほど努力もせず、数字ではっきり成果がわかる投資信託で、初めて誰かに認められてもらえるような錯覚をしてしまった。(たとえ損失が出ても。)

 

パート代をちょっぴり投資した今、

苦労して育てた我が子を丁稚奉公に出した母親の気分。

 

丁稚(でっち)とは、商家に年季奉公する幼少の者を指す言葉。Wikipedia

 

古い言葉ではあるが、みみっちい主婦の投資にぴったりの語感だ。

 

丁稚に出た我が子が、働いた成果を家に持ち帰ってこずかいの一つもくれるのか、

 

女か何かに貢いで労賃をとられて無一文になり泣き付いて帰るのか。

 

結果はわからないが、ある程度大きくなった我が子をただ家で養うだけではなく、どこか遠くへ旅に出して、成長してもらいたい。

 

と、そんな気分でいるのだった。