転妻カラス

低収入転妻の苦労、倹約、労使・貧困問題についてぼやくブログ

親の終活とお墓

旦那の転勤生活をきっかけに始まった転妻カラスの断捨離に影響されて、

実家の母も断捨離を始めた。

部屋の片づけをして、あれも、これも、要らない、ということになり、

久々に帰省してみると、見違えるほど広いリビングになっていた。

 

断捨離を機に、終活にも目を向け始めた母に、

お墓問題を提案した。

当初は気が進まないようでいた母も

まわりの友達と話し合ったりした結果、早めにお墓と葬儀の準備を始めたいと言うようになった。

 

そして、某著名な寺院が募集していた永代供養の墓を、母と一緒に見に行った。

その寺院は一家族当たり100万、年会費無しというシステム。

実家の家族は三名なので、一人当たりの額は33万円だ。

 

もっと安いお墓はないかと、さらにお墓探しを続けた母が、次に見付けたのは、実家の近所の寺院が営む永代供養のお墓だった。

こちらは、一人当たり9万円。

この寺院で30万円ほど(法要、戒名、花代など諸々込み)で葬儀も営めると言う。

寺院が営んでいるという安心感もあり、こちらで契約する可能性が高くなった。

 

転妻カラスが調べたところ、大手の霊園でも続々と似たようなシステムが導入されるようになっていた。

但し、霊園であれば葬儀代は別で葬儀社などに依頼することになる。

だから、寺院一つで契約し、何もかも込み込みで、というシステムは、転妻カラス家でも検討したい。

 

親の終活をきっかけに、転妻カラスも終活問題について真剣に考えるようになった。

お墓の見学に行ったりもしたおかげで、永代供養のシステムについても納得がいくようになった。

 

お墓探しを始める前は、樹木葬を考えていたのだが、故人一人一人に樹木が一本という形だと、最低でも50万円はするようだ。維持費にコストがかかるのだろう。

 

そこで、最近の永代供養は、石造りのロッカーのような骨壺に遺骨を収容するタイプが多いようだ。

お彼岸などには数十名から数百名単位の遺族を集めた合同の法要が営まれる。

母が見付けた寺院もそうしたシステムで供養がおこなわれているらしい。

そうした形でなければ、故人一人当たりに50万以上はかかり、

従来型のお墓であれば、100万以上はする。

 

故人の遺骨は土に埋めてそこに石塔を建てる。そういう昔ながらのお墓は急速に減っているようだ。子孫がいなくなれば、何百万も払ってそういうお墓を建てる意味はなくなってしまう。

子孫がいても転勤だの何だのと生活の変化が多い今、お参りにも度々行けるものではない。

 

何より、遺骨を大事にお守りし、供養して下さる誰かがいてくれることが安心感につながる。

多くの永代供養の寺で、十数年から数十年後に遺骨をまとめて合祀し、そこに観音像を建てたりする流れになっているようだ。そうして永代に渡り供養してもらえるシステムらしい。

子孫のいない我が家のような場合は、もっとも安心できる形だと思う。

日本がこの先どんなに変わっても、こういうシステムが確立された寺院が潰れることはないと思う。

檀家が減り、経営が苦しい寺としても、こんな形で檀家に変わる人々や霊と新たに縁が結べれば、寺本来の役割的にも悪くない話ではないだろうか。

 

貧乏な我が家では、

葬儀やお墓にかかる費用は何より先に減らしたい支出だ。

浮いたお金で、母は生きている間に少しでも旅行やレジャーに行って、

残り少ない人生を楽しみたいと思っているらしい。

今の年金生活者は、支出をどこかで削らなければ、残り少ない健康な時間を楽しみに充てるなんて適わないのだ。

 

 

 

 

 

 

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