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転妻カラス

低収入転妻の苦労、倹約、労使・貧困問題についてぼやくブログ

株に笑い、株に泣く。

貧乏暇なしのパート主婦である転妻カラスは、

GW中もバタバタしていて、

いつしか前のブログを更新してから一ヶ月も過ぎていた。

この間もご来訪下さった方々がいらっしゃり、

読者になって下さった方もいらっしゃる。

大変ありがたく感じております。

 

さて、GW中に、昔録画したまま置いてあったビデオを見直していた。

そこにニュースが紛れていたのだが、

「今日の為替と株の値動き」が興味深かった。

 

時は1989年。

平成に直せば元年にあたるこの年、日本は岩戸景気に沸き、バブルの好景気たけなわだった。

プリンセスプリンセスが流行り、「一杯のかけそば」がベストセラーになった。

 

下は、その年最後の株取引がおこなわれた日のデータ。

 

1ドル 143円38銭~48銭 (1円23銭安)

平均株価 38,885円47銭(前日比8円53銭高)

東証指数 2,878.44 (8,12)

国債先物 5.518% (0.013%)

 

世界が今日のような貧困時代になるとは夢にも思わなかった当時、

この数字を語るアナウンサーの口調もどこか牧歌的に聞こえた。

 

一方、本日確認したデータは

 

1ドル 107.10-11円

平均株価 16,147.38円

 

と、27年の間にこれほど劇的に変化しているのだった。

 

年次で見る日経平均株価の推移にも、上のデータがぴたりと反映されている。

 

日経平均株価の推移 - 世界経済のネタ帳

 

グラフで見るとさらにわかりやすい。

 

その頃も今と変わりなく貧乏だった転妻カラスが

ある時同窓会で出会った先輩は、

株で大儲けしていた。

先輩はまだ20代だったが、「怖いほど儲かるから、みんなも株取引をしてください」と語っていたものだ。

 

今では考えられないが、バブル経済の好景気に沸いていた当時、

若者は、お金の話なんかしたり、株取引をやったり、国民年金を払ったりしている友達や先輩を

 

笑って無視していた(( ゚Д゚)

 

今ふり返ると、笑っていた私達の方がよほど笑われるような立場だったと言うのに。

若いうちは楽しまなきゃ! とお金もないのに海外旅行をしたり、デパートで高価な服を買ってみたりして、

 

まわりにいっぱい生えていた金の成る木の横を素通りしていた。

 

若くても先を見通す目があって、お金の勉強をしていたら、

バイト代をコツコツと少額でも株に充てて、今でも一部は残っていたかもしれない。

でも、そんな才覚なんて持ちようもなかった。

親世代自体も「若いうちにお金お金なんて言うのはみっともない」といった考え方だった。貧乏だった親たちもバブル時代はそれなりに儲かり、いくらでも稼げると錯覚していたようだ。

 

お金なんて真面目に働けばいくらでも貯められるのだから、若いうちから金儲けを考えたり、老後のために貯金ばかりしているのはさもしい、というように皆が思っていた時代だった。

ああ、未来を予測する能力があったなら。

 

バブル時代はこのように大儲けして不動産を買い、さらに資産を殖やした方も多かった。

一方には、不動産に巨額の資金をつぎ込み、その後破産された方も多かったけれど。

 

人は若い頃に見た栄華が忘れられないのか、

当時を知る世代にはノーテンキな浪費家が多い気がする。

うちの姑もまさにそれだし、いまだにデパート通いをやめられない友達もいる。

時代が変わったこと、息子や夫の収入が増えないことが頭ではわかっていても、現実を受け入れられないのだろう。

もともと貧乏な転妻カラスは今も昔も変わりなく貧乏でドケチだが。

 

姑も株で儲けた口だった。当時は儲けたいと真剣に考え、大手の証券会社で手堅く投資しておけば、必ず儲かった。

 

でも、その後の経済の悪化で、姑の資産もかなり減ったようだ。株が下がり出していた頃、「下がった」「上がらない」という話ばかりしていたから。

その頃から旦那の家の家計は坂道を転げ落ちるように悪化していった。

 

元々貧乏だった実家の親には好景気も不況もほとんど関係がなかった。

そのおかげで、不況になり金利が下がっても打撃がなかったと話していたことがある。

 

資産家は資産があるからこそ資産を減らし、お金を使う癖だけは残るからタチが悪いとも言えた。

 

この頃、一人の友達が離婚を考えていると言う。

ご主人が何年にも渡り株にのめり込み、生活費を使い込んで家計を圧迫しているからだそうだ。

ご主人もきっと株で儲けて家族にいい暮らしをさせたいと思っていたはずだ。

友達も儲かっていたなら離婚など考えなかっただろう。

 

身の回りでは今、株で儲けた人の話を聞かない。それが原因で家庭が破たんしたとか、老後の年金をつぎ込んで貧困に陥っているとか、そんな話はよく耳にする。

 

それでも、うまくやれば儲かるのでは???

と、投資に一縷の望みを託してしまいそうになっているお金が大好きな転妻カラス。

貧乏に別れを告げたい。その望みが適う日は来るのか???

 

ドラマよりもずっと結末が気になっている。

夢みたいな希望にすがり、

貧乏な日常をやり過ごしている今日この頃。

 

 

 

 

 

 

 

 

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