読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

転妻カラス

低収入転妻の苦労、倹約、労使・貧困問題についてぼやくブログ

企業の人事担当者も大変だ

転妻カラスは転勤について、企業と社会がもっと配慮して欲しいと何度も書いてきた。

 

企業人事からすると、文句があるなら辞めなさいという話に過ぎず、

 

人事担当者は、そんなことを言われても自分には何の権限もないという話で、

 

企業からすると、業務上やむを得ないという話だろう。

 

 

本当はこんなブログは無意味だろうと思う。

 

前にも書いたが、「転勤族」「転妻」がすべて同じ立場で、同じように不利益を感じるわけではない。

本人も家族も転勤を望み、それがステップアップにつながるケースも多いだろう。

不利益を感じて、配慮を望む転勤族は、全転勤族中の何割になるのか。そのへんは専門家ではないのでわからない。

 

ではなぜ、こんなにくどいブログを書いているのか。

 

転勤により不利益を被るケースがあまりにも多いのに、

その情報がほとんどマスコミでもネットでも伝えられていなかったから。

 

「転勤族? いろんなところに住めて友達もたくさんできて高収入。いいなーうらやましい」

 

という、マンガみたいな空想が転勤族のイメージとして定着してしまっているような気がしてならなかった。

実情は違う。こんなに過酷な一面があるということを訴えたいと思い、あえてネガティブなことばかり書いている。

 

転勤が嫌なら転勤のある会社なんて選ばなかったらいい。

辞めたらいい。

他人にそう言うのはとても簡単。

でも、転勤しないために転勤のない会社を選んで勤めても、その会社の経営方針が変わり、転勤が生じるケースも多い。

転勤が過酷だからと会社を辞めたら、明日からコンビニや宅配ドライバーで働くか。そういう決断はなかなか簡単にはつかないものだ。

こんな貧困時代ではなおさら。

転勤族の不利益を自己責任論で語られると非常に困る。

不利益を被っている転勤族が一人や二人ではないから。

 

転勤族の実情の一部が正しく広まると、結果的に企業人事のシステムも少しずつ変わって行くと信じている。

 

企業は常に、世の中の多勢に敏感。国もまた同じ。

世の中のムード、社会の空気が変わらない限り、転勤制度も変わりにくい。

 

転勤族が裁判を起こしてもほとんど勝ち目はない。

だから、何十年もの間、不利益がひたすら我慢されてきた。

 

かき消えそうな小さな声でも誰かが声を上げれば、少しは何かが変わるかも。

そうすれば、これからの転勤族たちが少しは楽になるかも。

そんな希望を持っている。

世の中が一ミリも変わらなくても、このブログをオバサンの愚痴を並べるだけの場にはしたくない。