転妻カラス

低収入転妻の苦労、倹約、労使・貧困問題についてぼやくブログ

貯金する最強の方法はお金を使わないこと

新婚だった頃、通っていた整骨院の先生が言っていた。

「貯金をする一番簡単な方法は、お金を使わないことだよ」

 

何、そんなこと? いや、投資したり、副業したり、そうしなければ、貯金なんてできないさ。

と、そのときは思ったが、

 

あれから長く生きてみて、まさしくその通りだったと思う。

 

若い頃は、欲しい物ややりたいことがいろいろあるので、お金を使わない方法がわからなかった。

 

お金を使わない方法にもノウハウがあり、経験が必要なのだと、この頃ようやくわかってきた。

 

と、同様のことを言われている記事を見付けた。

この方はお金を使わないノウハウを書かれたらしい。

 

news.mynavi.jp

 

低収入サラリーマンの転妻カラス家で実践してきた倹約方法はこんな具合。

 

1 生活レベルを落とす。そのために、お金のかからない家に引っ越す。

 

赤塚氏も同様のことを言われていた。

 

転妻カラス家では、今の転勤と同時に社宅に住まない選択をし、安い賃貸に住み替えた。すると、社宅費を払うより、結果的に黒字になった。

 

賃貸なら、地道に探すと、安い物件が見付かるものだ。

 

もとの物件より、何かを犠牲にすればいいだけ。

南向きの部屋から北向きの部屋へ、ダイニングのある部屋からキッチンのみの部屋へ、バスとトイレが別々の部屋からユニットバスの部屋へ、3階から1階の部屋へ…というように、もとの物件より少しだけ不便な点を選択すれば、安い部屋は簡単に見付かる。

 

転妻カラス家では、ダイニングを失くし、ユニットバスを選択した。これにより、年間15万ほど得になった。

 

その部屋に何年住むか計算してみて、引越し代以上に黒字が増えるなら、引越しも一つの手段だと思う。

 

持ち家に住んでいるとしても、その家を売って安い家に住み替えるというのも一つの方法かもしれない。

実家の親がそうしたいという話をたまにすることがある。

 

※赤塚氏の言われるように、周囲の生活レベルと比較しなくて済むように、低所得地域に引っ越す点については、注意も必要。

 

転妻カラスは低所得者が比較的多い地域で育った。そうした地域の公立学校は荒れる可能性が高い。転妻カラスが通っていた中学には、卒業してすぐ暴力団に入るような子供もいた。休み時間に予習をしていると進学予定のない生徒から邪魔をされた。そういう地域で塾に通うとしてもレベルが高いとは思えない。

子供がいるなら、あまり低所得の地域で暮らすのは考え物だと思われる。

 

大人もそこで近所付き合いをするわけなので、自分と見合うレベルの地域で暮らす方がストレスがないと思う。

 

転妻カラス家の賃貸マンションは、見た目がボロボロで、周辺の家賃の中でも安めの物件。隣りは生活保護受給者という環境。

いっぽう、住民の多くが、家を購入するための資金を貯めるために住んでいると思われるサラリーマンのファミリー層、または新婚さんだ。

だから、サラリーマンの転妻カラス家も浮くことがなかった。

 狭さ古さに不便はあっても、快適に住んでいられる。

 

2 物を減らす。

 

安い物件でストレスなく暮らすには、物を失くすのが一番。

この頃は倉庫に不用品を預けるという方法もあるけれど、倉庫にかかる費用がかなり馬鹿にならないのだった。

若い頃は楽しんでいたが、今は縁遠くなった趣味の道具(スキーやキャンプ用品など)は、処分するに限る。

服も家具も思い切って捨てる。

使わない物がなくなるだけで、狭い物件でも快適に暮らせていける。

 

本当に好きな物、必要な物を選別するには長い時間がかかるので、自分の生活スタイルがわかるようになったら少しずつ手を付けていけば、ストレスなく物を減らせる。

 

3 車を買い替える。または廃車にする。

 

転妻カラス家では、普通車を軽に変えた。税、ガソリン、保険の諸々、年間何十万単位の節約に。

 

4 定期購入していた物をやめる。

 

最初にやめたのは生協だった。

カタログ販売には落とし穴が大きく、年間十数万近くも無駄な物を買ってしまったと思う。

 

定期購読していた雑誌、新聞はすべて解約した。新聞に関しては最初はかなり抵抗があったが、なければないで不便を感じなかった。

ネットで購読する手もあるし。

 

ただ、新聞というものは世の中に必要な物だと考えているので、生活に余裕ができたら購読を再開したいと思う。

 

5 安売りとバーゲンには近寄らない。

 

安いから買っておこう!

 

NoNo!! それ倹約の天敵ネ。無駄なモノ買うアルネ。ダメあるヨ。

 

6 酒を買い置きしない。ペットボトル飲料を買わない。

 

酒を買い置きしないメリットは

飲みたい時は「買いに行かないといけない。面倒臭い」と考え

飲まずに済むこと。

旦那は安物の発泡酒を買い置きしているが、転妻カラスはそれをあえて飲みたくないので、ほぼ手を付けない。

というわけで、

酒量が以前に比べて三分の一ほど減った。もちろん、費用も三分の二に。

お酒をやめてみると、思っていたほど苦痛ではなかった。

酒は単なる習慣に過ぎなかったのだと知った。

 

同様に、ペットボトル飲料も買い置きしない。

 

逆に、たまにどうしても飲みたい時だけ、コンビニであえて買う。

「わーっ高い。もったいない」と思うから、無駄に飲んでしまうことがない。

 

転妻カラス家では、夏場でもペットボトル飲料にかかる費用は、二人合わせて月に1000円強。

普段の飲み物は、お茶かコーヒー紅茶の類なので、月に500円くらいで済む。

 

子供の頃から親がジュースを買わないタイプだった。理由は貧乏だから。

その反動からか、節約を始めるまでは、けっこうジュースが好きだった。

でも、倹約を考えた時に、真っ先に減らせるのがジュースだった。

今思えば、子供の頃、ジュースを買ってくれなかった親が有難い。子供の頃にジュースを飲む習慣が出来ていたら、ジュースを絶つのが今よりずっと苦しかったはずだ。

糖分とり過ぎ、虫歯と糖尿病の原因にもなるジュースを飲まずに済んでいられる。

こういう自分に育ててくれた親と貧乏に感謝したい。

 

7 菓子パンを買わない。

 

パンは食パンのみとする。

(一人当たりの費用)

食パン→週に100円以内

菓子パン→週に1000円以上

 

累計すると十年で100万単位の差額が生まれる。

 

8 料理に入れる材料を減らす。

 

前は鍋をするにも、肉、魚、豆腐、白菜、ねぎ、大根、水菜、もやしと、何種類も入れていた。

残りの材料は翌日の味噌汁にまわしたりしていたが、

そもそも、こんなに入れる必要はない。

肉、白菜、大根、もやしだけでいいのだった。

次回の鍋では、魚、ねぎ、水菜だけを買えばいい

 

9 肉の代わりにひき肉と油揚げを使う。

 

ラーメンを作るときは、ひき肉を主体にする。

肉を毎日食べるとしたら、週の半分はひき肉の日にする。

肉を食べない日を設けるなら、代わりに油揚げを入れる。

 

10 趣味や習い事は選択制にする。

 

月ごとに、年ごとに、「今はこれ」「次はこれ」と選んで、一度にいろいろ習わないようにする。

語学とヨガとお花を習いたいとしても、一度に習うのは一つだけと決める。

 

転妻カラスは今は習い事を何もしていない。そのうちに一つだけ再開したいと思っている。

 

書き出してみると、「何、これだけのこと?」と自分でも呆れる。

ところが、これだけの倹約で、貯金すると決意して以来、年間50万以上の黒字が生まれた。

以前は漫然と、残ったお金を貯金にまわすというようにしていたが、

姑への生活費援助が始まったことと、車の買い替えや、親のお墓の移転などの出費ができたので、意識的な貯金を始めた。

ここ数年は、貧困や下流老人のニュースに「明日は我が身か」と思われるような苦しい家計が続いていた。

意識しなければ、今も年に数十万の赤字だったはずだ。

 

やはり、貯めるには、使わないことだった。

デパートで服やバッグを買わなくても、毎日の食材をスーパーで買うときに、「計画するか/しないか」で、貯金額が変わってきた。

日々の食費は、家計にもっとも響く出費だったのだ。

こんな簡単なことにもっと早く気付けていたら、貯金額が百万単位で違ったかもしれないと思うと残念だ。

 

倹約に慣れた今は、ストレスをそれほど感じていない。

日々の出費を削れば、友達との付き合いが普通にでき、飲み会にも行け、たまに日帰り温泉にも行けることがわかって、逆に心の余裕ができた。

 

貧乏は自分に何が必要で、何が不要か、見極められる勉強だと思うようになった。

これが実現できる自分はすごい! と自己満足しているので、惨めな気持ちにもならない。

どころか、ちょっと嬉しい気持ちにさえなれている。

 

倹約は経済が滞るからダメだという意見もあるが、

使うときにはちゃんと使っている自負があるので、経済貢献もそれなりにしていると思う。

 

貧困は苦しいけれど、貧乏は楽しい。

だから、貧困に陥らないように、貧乏生活を続けていきたい。