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転妻カラス

低収入転妻の苦労、倹約、労使・貧困問題についてぼやくブログ

転妻大先輩からもらった希望

かれこれ十数年前のこと。まだ転妻カラスが転妻初心者だったころ。

ある新聞の読者投稿欄に以下のような投稿が載っていた。

 

ご近所さんに感謝

私は転勤族の妻です。これまで十数か所の土地を転々としました。

今、私は六十代。子どもたちは巣立ち、また夫が新たな土地に転勤になりました。

私はいろんな土地で、子どもの学校役員や、習い事や、ボランティアをやってきました。そうしたいろんな事が、転勤のたびに途切れて、友だちとの縁も薄くなっていました。

そして、今、子どもが手を離れて、生きる気力も失いかけていたときに、新しい土地で友だちができたのです。

こんなおかずを作ったから食べて、と声をかけてくれる方。

散歩の途中で挨拶してくださる方。

友だちのおかげで、私はまた生きる気力をとり戻すことが出来ました。

 

概要はこうだった。

この記事を転妻カラスは切り抜いて、バイブルのように何度も読み返した。

あれから十数年が経過し、今はこの方も定住されているだろう。八十近いお歳のはずだ。

 

ネットが普及していなかった当時、こうした生の声が聞ける新聞の投稿欄は貴重だった。

 

この投稿者は、まさか自分の投稿が、こんなに長い間、一人の転妻の心を癒していたとは夢にも思っていなかったかもしれない。

 

この切り抜きは今も転妻カラスの宝物だ。

いつか、この方のように心穏やかに暮らせるようになりたい。

 

転勤は旦那の定年退職とともに終わる。

期限付きだ。それまで何とか耐えればいい。

そう、この苦しみもいつかは終わる。

 

そのときは、この投稿者のように笑顔で生きていきたいものだ。